美容診療
しみ・あざ等
一般にしみ、あざと呼ばれているのは俗称で、老人性色素斑・老人性疣贅・肝斑・雀卵斑・扁平母斑・異所性蒙瑚斑・血管腫等の疾患を称して、しみやあざと言います。治療は外用薬、内服薬、手術、レーザー、ケミカルピーリング、イオン導入等ありますが、それぞれの疾患で治療が異なり、また保険が効くものとそうでないものがあります。まずは診察をし、的確に診断することが重要ですので、医師と相談してください。
当院の治療方法一覧
・外用薬(Vit Cローション、ハイドロキノン、レチノイン等)
ハイドロキノン
しみの原因であるメラニン色素の合成を抑制し、新陳代謝を促して作用する外用剤です(アメリカでは美白外用剤では主流で、大学病院でも使用されております)。しみの予防や、レーザー照射後に当院では使用を薦めております。レチノイン酸クリーム
ビタミンA誘導体で、難治性のにきび治療薬としてアメリカで承認された後、しみ等の美白・ちりめんジワ・皮脂抑制などアンチエイジングの治療薬として使用されております(一般にレチノール配合と明記し販売しているものは、当院のクリームの100分の1しか効果がありません)。しみ・にきびの予防や、レーザー照射後に当院では使用を薦めております。VitCローション10%
当院オリジナルのVitCローションは、10%と高濃度に設定しております。イオン導入にも使用し、にきび・にきび跡・美白・皮脂抑制等さまざまな効果があります。アルティメイト・エッセンス
プレスティージ社が開発した、EGF(繊維芽細胞成長因子)を配合した美容液で、EGFが肌本来の約28日周期の代謝を促し、滑らかではりのある皮膚へと働きかけます。当院はプレスティージ社とタイアップしており、販売もしております。
・内服薬(Vit C、トラネキサム酸、漢方薬等)
・手術(ほとんど保険内で治療できます)
・レーザー治療(当院は症状にあわせ4機種用意しております)
Qスイッチルビーレーザー(日本製 ニーク社製)
ルビーレーザーの光は、メラニンなどの色素に吸収される性質があります。ルビーレーザーの中でも特に、Qスイッチルビレーザーは照射時間を短く設定する事により、レーザー光のピークパワーが高くなります。このモードは正常組織への影響が少なく、メラニン色素のみを選択的に壊すことができます。そのため、痛みは少なく、短時間で終わり、傷跡は残りにくい治療法です。深在性色素疾患(老人性色素斑、扁平母斑、太田母斑、異所性蒙古斑等)の治療が可能になります。・症例:太田母斑
【処置および施行後】
冷却か、麻酔のシールを貼付あるいはクリームを塗布します。少し間をおいてからレーザーを照射。薬をつけたのち、1週間から6週間程肌色のテープで保護します。化粧はその上から可能です。大きさや深さによってテープを貼る期間は個人差があります。
可変式ロングパルスダイレーザーVbeam(米国キャンデラ製)
平成25年3月末日より米国キャンデラ社製 血管腫治療用レーザー「Vbeam」による、“赤アザ”や“赤ら顔”のレーザー治療を開始致します。波長595nmのダイレーザーの光は、真皮毛細血管内の酸化ヘモグロビンへの吸収と皮膚深達性のバランスが良いのが特徴です。またVbeamは、従来の色素レーザーよりも出力を高く設定でき、血管経に応じたパルス幅の選択や皮膚表面を保護する冷却システムが本体に内蔵されており、常に安全で確実な治療が行えます。
2010年、Vbeamは医療機器として厚生労働省の承認を受けました。
単純性血管腫・苺状血管腫・毛細血管拡張症の治療につきましては、健康保険の適用が可能です。
赤アザの赤みは皮膚の毛細血管が透けて見えている状態です。その「赤み」の原因となっている毛細血管内の血液(ヘモグロビン)にだけ吸収されるレーザー光を患部にあてることによって血管だけを破壊し赤アザ(単純性血管腫)・苺状血管腫・毛細血管拡張症を治療していきます。
・症例:単純性血管腫
・症例:苺状血管腫
・症例:毛細血管拡張症
レーザーを照射したあと、出血をしたりキズとなって残ることもありません。ガーゼで隠す必要はありませんし、お化粧することも可能です。痛みは輪ゴムで弾かれる程度です。
また、皮膚の表面を冷却するガスがレーザーの照射される前にでますので、安全な治療が出来ます。
CO2レーザー
水分に反応する波長のレーザー光線(炭酸ガス)で蒸散させることにより、メスを用いる手術より傷口はきれいに仕上がり、通常は出血もなく治療できます。皮膚の色に反応する他のレーザー治療とは異なるため、薄いシミから濃いホクロまで取ることができます。止血やイボにも使用でき、広い範囲の照射が可能です。【処置および施行後】
基本的に局所麻酔で行います。小さければ冷却か、麻酔のシールを貼付あるいはクリームを塗布した後、5分から10分程度で終了します。シミ治療同様保護テープを、1週間から6週間程塗布していただきます。大きさや深さによってテープを貼る期間は個人差があります。化粧はその上から可能です。
・イオン導入(Vit Cローション等を使用します)
イオン導入とは、Vit Cローション等を電流によって分子を移動させ、皮膚に浸透させる方法です。イオン導入により、Vit Cローション、美容液等を効率良く肌に吸収させることが出来ます。
・ケミカルピーリング
ケミカルピーリングとは、グリコール酸等で、古い角質をゆっくり剥がし、皮膚を新しく再生させることにより、しみ、ニキビ、脂性肌、老化した皮膚、毛穴の黒ずみ、たるみ、ちりめんじわに効果があるといわれています。2週に1度、5回ほど行うと効果的です。
・症例
・症例
・液体窒素治療
液体窒素をいぼにあてて凍らせる治療法です。2週間おきに繰り返してこの治療を行います。だんだん小さくなるか、かさぶた状に黒くなってとれていきます。老人性色素斑、老人性疣贅、尋常性疣贅に効果があります。
※各種料金は別途料金表を参照ください。
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